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妙心寺◇宝物

妙心寺の代表的な宝物は以下のとおりです。

■宗峰妙超(大燈国師)墨蹟 関山道号(国宝)
関山
鎖段す 路頭難透
の処 寒雲長く帯ぶ
翠巒峰 韶陽の一
字機を蔵し去る 正眼に
看来れば万重をを隔つ
  右慧玄蔵主の為めに
関山の号を賦す嘉暦己巳
仲春 龍峰山宗峰妙超書す
 時に禅師48歳、その堂々たる書風は師の並々ならぬ気迫を示し、禅僧の書を代表するものとして遍く知られている。
■妙心寺鐘(黄鐘調の鐘 国宝 奈良時代)
 黄鐘調ともいいます。徒然草に「およそ鐘のこえは黄鐘調なるべし…浄金剛院の鐘の声また黄鐘調なり」とあるその鐘で、もと浄金剛院(廃寺)にあったもの。記年銘のあるものとしては日本最古で、文武天皇2年(698)の作です。その秀高なる形態流麗なる唐草文様まことに天下の名鐘の名に恥じない。
■浴室(重要文化財)
 三門の東側に位置する浴室(明智風呂)は天正15年(1587)塔頭太嶺院(廃寺)の蜜宗和尚が、明智光秀の菩提を弔うために創建したものです。そののち明暦2年(1656)に改建されました。一重切妻造本瓦葺、浴室内中央に浴槽と洗場があり、その南側に休憩室が設けられています。また東背面は竈室があります。浴槽は蒸風呂形式で簀子板敷の隙間から蒸気を出し四壁は正面に出入口と調節窓をもち、他の三方は板壁で閉ざされています。入口正面には位牌棚があり、その中央に跋陀婆羅尊者(狩野宗信筆)が掲げられています。
■雲龍図(狩野探幽筆 江戸時代 重要文化財 法堂)
 法堂の高さ13mの天井鏡板に、直径12mの円形の枠いっぱいに描かれた龍図です。関山慧玄の300年忌を記念した法堂の建造にともない、狩野探幽が8年の歳月を要して描きあげました。探幽、55歳の作といいます。龍の目は円相の中心に描かれますが、立つ位置、見る角度によって、龍の表情や動きが変化するように見えます。
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