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向嶽寺◆伽藍と宝物

-中門(重要文化財)・築地塀(県指定文化財)-
四脚門切妻造り、室町時代。門の左右に延びる築地塀(ついじべい)は県の指定文化財。
-仏殿兼開山堂(市指定文化財)-
 仏殿と開山堂が一体となった独特の建物。天明7年(1787)に再建されたもの。仏殿の本尊は釈迦如来像。本尊より後ろが開山堂。
-庭園(名勝)-
方丈裏にある庭園。桃山時代から江戸時代初期の作庭と推される。背後の塩の山の斜面を巧みに利用し、かつては水を流した流水形式の池泉観賞式の庭園であったとみられ、現在は鮮やかな緑の芝生と雄大な石組みを残している。
-方丈・書院-
 大正15年の火災により焼失。以来平成2年に再建に着手。平成9年落慶。方丈本尊には京都の大仏師・江里康慧師作の聖観世音菩薩像が安置されている。
-絹本著色達磨図(国宝)-
 宋画の影響を受けた鎌倉時代の日本人画家の筆になる作品。建長寺開山・蘭渓道隆(らんけいどうりゅう)が朗然(ろうねん)居士のために書いたといわれる賛が入る。
-絹本著色大円禅師頂相(重要文化財)-
 開山・抜隊禅師の姿を描いた図。画の作者は不詳。賛は傑叟自玄(けっそうじげん)が、抜隊寂して6年後の明徳4年(1393)に書いたもの。
-絹本著色三光国師頂相(重要文化財)-
 作者不詳。室町時代の作とされる。開山禅師の師である孤峰覚明の姿を描いた図。

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