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不立文字・教外別伝

 文字、言説を立てず、文字言説による教説の外に、別に直ちに心から心に(以心伝心)仏祖の悟りを伝えること。
不立文字(真の仏法は経典や教理によらず、以心伝心 [いしんでんしん] であるとする立場)というのは、文字に耽 [ふけ] り捕らわれないことをいうのです。ぜひ、達磨大師の説かれた悟性論 [ごしょうろん] ・血脈論 [けちみゃくろん] ・破相論 [はそうろん] ・二入四行論 [ににゅうしぎょうろん] ・安心法門 [あんじんほうもん] などの書を読みなさい。そうすることによって、六宗を降伏 [ごうぶく] された祖師方が、徹底的に仏教教理に通達されていたこと、また、今日のような不知文字(基本的な仏教知識すら知らないこと)を禅というのではないことを知るべきです。
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