この題目は、インドの古い言葉のサンスクリット語(梵語)を漢字に音訳したもので、「マカ」は大きく優れたということ、「ハンニャ」は智慧の意味で、「ハラミタ」は到彼岸と訳されています。「心経」は文字通り、心のお経ですが、中心となるお経、つまり仏さまの教えのエッセンスとも言えます。ですから、「偉大なる真理を自覚する肝心な教え」(山田無文『般若心経』)とも訳されます。わずか276文字(経名を含む)のこのお経は、宗派を問わず広く読まれるお経です。