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妙法蓮華経観世音菩薩普門品第二十五
(観音経)
(みょうほうれんげきょうかんぜおんぼさつふもんぼんだいにじゅうご)

 『法華経』(妙法蓮華経)というお経は、経中の王などと呼ばれることもあり、お釈迦さまのお説きになったお経の中で、最も尊い経典だとされています。序品(章)から二十八品までありますが、臨済宗で常用されるのはその中の第二十五品『観世音菩薩普門品』です。これは『観音経』とよばれていますが、その後半の偈(韻文で書かれたお経)の部分を『世尊偈』『普門品偈』などといい、独立してお唱えすることがあります。観音さまは、広大無辺な大慈悲心をそなえられた仏さまで、ものに応じて三十三に身を変えて自由自在に人々を済度してくださいます。昔から多くの人々のあつい信仰を集めた仏さまです。このお経を念ずればあらゆる苦難から救われ、多くの幸せが授けられると説かれています。


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