臨済宗黄檗宗連合各派合議所(通称、臨黄合議所[りんのうごうぎしょ])は、臨済宗十四派と黄檗宗の各本山、及び禅文化研究所が抱える諸問題を提起し、共同の立場で審議・検討・対応する合議、及び親睦の機関です。
昭和初期に設立されて以来、「宗教団体法による統合問題」「戦時中の協力問題」「戦後復興の諸問題」など、宗門内の結束と対応の協議機関として、活動してまいりました。 臨黄合議所は各本山の部長以上、及び禅文化研究所の代表で構成され、また、臨済宗各派管長ならびに黄檗宗管長を顧問に推戴している、宗門の公的機関です。
理事長は京都各本山(妙心寺・大徳寺・相国寺・南禅寺・建仁寺・東福寺・黄檗宗・天龍寺)宗務総長の持ち回りとし、合議所本部は理事長の会所に置かれます。また、副理事長は京都以外の本山(仏通寺・永源寺・方広寺・国泰寺・円覚寺・建長寺・向嶽寺)の宗務総長(宗務総理)の持ち回りとしています。それぞれ任期は2年です。
事務局は、
公益財団法人 禅文化研究所に置かれています。