ご詠歌とは
臨済宗南禅寺独秀流 流祖
正木義完
音楽です
古代より受け継いだ仏を讃え自然や人間をたたえた音楽です。
自然には
大自然のさまざまな音があります「風の音」「海の音」「雷の音」「雨嵐の音」。
昆虫、鳥類
是また色々な鳴き声を発しています。
動物にも
大小を問わず夫々の鳴き声持っています。
これらは多くはある一定の音律しか持ってません。
人間には
体を使い天然自然の楽器を使い「妙音・梵音」を発します「喜怒哀楽」を思うがままに音律化して音楽とします。
ご詠歌は
古代おいて人間が神仏に対して「祈り」の音楽でした「祈りの言葉」でした、ゆったり伸びやかに自らが心を神仏に捧げた事に始まった「お念仏」だったのです。念仏と言えば、京都の巷に○○念仏踊り、雨乞い念仏、鬼追い念仏、など民間で親しまれた、人間の心の響きだったのです。
結論として
- 仏教の経典をやさしく和讃にして作曲したもの
- お盆、彼岸、二祖(宗祖) 三仏忌(お釈迦様の誕生、お悟り成道、亡くなる涅槃)
- 人生の苦楽を詠んだ詩文、西国三十三所ご詠歌など沢山の詩文に夫々の情緒を込め作曲したものです。
- お唱えする人は心を空体(無我、無心、からっぽ)に、身体を楽器として声高々にとなえます。
- 心の中の、こだわり、とらわれ、かたより、から解放、解脱され安らかな心になります、悩み、こだわり多きこの世をご詠歌を唱えて清々しく暮らしましょう。
- 私はこの道50年、皆さんと共にご詠歌三昧に楽しく健康に生活させていただきました。