ご報告
日中の禅宗修行僧の相互理解と交流を目的とした第13回日中禅僧交換交流が、8月28日より9月5日まで江蘇省揚州市大明寺および鎮江市金山寺で行われ、臨済宗より阪上宗英禅士(臨済宗天龍寺派臨川寺)、五十嵐祖真禅士(臨済宗妙心寺派瑞泉寺専門道場)、曹洞宗から和田徹生禅士、川浦詳元禅士(以上大本山永平寺)の4名が参加した。 大明寺は日本に渡った鑑真和上が住した律宗の寺院で、金山寺は中国四大叢林の一つであり、金山寺味噌発祥の地としても有名である。 参加者一行は9日間の日程の中で、朝課や晩課、坐禅や作務などの修行と共に、仏学院での声明練習をはじめ木版印刷や中国茶道など、様々な寺院生活を体験した。 受け入れ先となった中国仏教協会は本交流を非常に重要視しており、金山寺の心澄住職が中心となり各寺院は万全の体制で一行を迎え入れた。 参加者からの報告書では、中国側の厚意により得がたい体験ができたことへの感謝と共に、この交流がこれからも継続し、より深化してほしいとの感想が述べられた。 |
日程
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参加僧名簿
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詳しい報告書はこちらの第13回日中禅僧交換報告書をご覧下さい。