臨済宗妙心寺派の本山妙心寺に於いて3月14日~15日の一泊二日の日程で行った『臨済禅師・白隠禅師 報恩坐禅会』には、全国各地より91名の方々にご参加いただきました。
安単総茶礼を行った後、薬石までの間、法堂にて坐禅を行いました。薬石には霊雲院の則竹秀南老大師にも同席いただき、正飯にて食事をいたしました。
午後7時からは妙心僧堂師家雪丸令敏老大師による臨済録の提唱。
さらに提唱後の坐禅では雪丸老師に検単していただきました。
翌日15日は則竹老師ご導師のもと、朝課を行いました。また、粥座後には則竹老師より臨済禅師にちなんだご法話をいただきました。
一泊二日という短い時間、また寒さの残る中での坐禅会でしたが、参加者の方々はそれぞれ真剣に自己を見つめていたように感じました。