５月２２日（金）から２３日（土）にかけて、山口市にあります常栄寺にて、１００名を超える参会者を得て、報恩坐禅会を開催させていただきました。

９時に受付を開始、順次自照堂へとご案内をさせていただき、般若心経唱和、総監挨拶の後、事務局より日程を説明。
参加者多数の為、坐禅に関しては上級者から初心者までの３つのグループごとに会場を分けさせていただき、１０時より坐禅を開始しました。

三つの会場がこちら。禅堂、旧禅堂、裏書院を利用し、それぞれ３２名、３７名、４０名が静かに坐る時間を持ちました。椅子坐禅での参加もしていただきました。

１１時からは本堂にて、常栄寺住職・今井宏泉老師による提唱。臨済禅師と普化和尚のお話、さらに普化宗の根本教義としての「虚鈴」を尺八実演してくださいました。

１１時５０分、提唱を終了し齊座。寺より１００メートル程離れた長州園へ会場毎に雁行で移動。着席後、食事五観文で開始、内容は饂飩・御握り・一菜でした。食後は普回向にて終了し、帰堂。その後も１３時より１４時まで各会場にて坐禅の時間を持ちました。

１４時１５分より、本堂に於て講座。講師は木村宗美女史。内容は壮士・変体仮名のお話等でした。

１５時３０分、講座修了後その場で総監挨拶、事務局よりアンケート・記念品等等の説明をさせていただいた後、各会場に移動し、記念品をお渡ししました。また、希望者の方には写真撮影をさせていただき、解散となりました。
アンケートでは、老師の提唱や尺八、講座に坐禅、全てにおいて満足と仰る方も多く、またこのような機会を設けて欲しい事や、１００人を超える人数の受入に感謝のお言葉を書いていて下さる方も多くいらっしゃり、有難い事でした。
ご参加いただきました皆様に感謝致します。ありがとうございました。