白隠禅師250年遠諱記念の白隠禅師シンポジウム【京都会場】を、去る平成29年5月12日(金)に花園大学教堂にて開催し無事円成しました。聴衆席は満席となり約140名ほどとなりました。
当日のスケジュールと様子を下記の通りご紹介します。
9:00 開会式
開式のことば / 教堂の祈り唱和
ご挨拶 蓮沼良直(臨黄合議所理事長)
9:15 ~ 10:15 提唱式講演
「白隠前後無白隠(はくいんぜんごにはくいんなし)」 後藤榮山老師(龍澤僧堂師家)
10:30 ~ 11:55
発表Ⅰ(各15 分/本レポート掲載順)
白隠墨蹟2500 点 ―墨蹟大調査と図録発刊を通じて―(江上 正道)
白隠禅画墨蹟における関防印・落款について(冨増健太郎)
白隠禅を現代にどう生かすか 『白隠禅師坐禅和讃』を中心として(小澤 英夫)
現代社会に活かしていくための白隠禅師坐禅和讃(蘆田 太玄)
たち返り、たち返りつつ、祖師の春 ―「無相の白隠」の探究―(松下 宗柏)
11:55 講評 野口善敬先生
12:10 ~ 13:00 休憩
13:00 ~ 14:20
発表Ⅱ(各15 分/本レポート掲載順)
白隠 ―法語としての和歌―(千坂 英俊)
慈雲尊者と臨済禅(村上 宗博)
白隠の見た黄檗禅……黄檗の禅は念仏禅か(西川 秀敏)
白隠慧鶴と愚堂東寔(瀧瀬 尚純)
14:20 講評と総括 芳澤勝弘先生
14:40 閉会式
閉式のことば
なお、当日の後藤榮山老師の提唱式講演の内容と、発表者の中から瀧瀬尚純師の「白隠慧鶴と愚堂東寔」については、季刊誌『禅文化』245号(2017/7発行)において掲載します。
また発表者全員が事前に提出したレポートは冊子にして当日配布いたしましたが、こちらからもダウンロードしてご覧頂けます。
白隠禅師シンポジウム「白隠禅を現代にどう生かすか」発表レポート(PDF)