臨黄ネットについて

委員長ご挨拶

    運営委員長のことば(初期開設時)

    このたび、臨黄寺院ネットワークが開設される運びとなり、遅れ気味であった宗門内のIT化も、ようやく第一歩を踏み出せることになり、うれしく思います。かねてより宗門内外から、現代の情報化社会に対応するため、宗門としての公的なホームページの構築が要望されてきました。そのなかで、各派本山のご理解のもと、臨済宗黄檗宗連合各派合議所に臨黄寺院ネットワーク運営委員会が設立され、約1年半にわたる準備期間、運営委員ならびに各本山担当者、及び有志諸大徳のご尽力をたまわり、ようやく、ここにその日の目を見ることができました。今後は、宗門の公的ホームページという意味合いはもちろんのこと、寺院間の情報交換と相互参究の場、事務の簡素化を目的として、宗門人の一人一人がネットワーク社会の持つ様々な側面を理解し、情報を活用していくことの重要性を理解し、宗門の伝統的立場を踏まえた上で、新しい時代に臨機応変に立ち向かい積極的に参加されることを願うものであります。


    臨黄寺院ネットワーク運営委員会委員長
    嶺 興嶽(名古屋 徳源僧堂師家)

    委員長ご挨拶

    臨黄寺院ネットワークは、臨済宗黄檗宗の情報を発信するという公的ホームページとして、また、寺院間の情報交換と相互参究の場として、宗門人の一人一人がネットワーク社会の持つ様々な側面を理解し、情報を活用していくことを目的として、平成13年12月に公開されました。
    この間、公的ホームページとしての役割を担いつつ、いくつもの本山の公式ホームページ公開への魁となることができました。
    現代では、日常のあらゆる場面にインターネットが使用され、スマートフォンやタブレットがあれば、どこにいても手軽に分からないことを調べられ、SNSで多数の人たちと交流をはかることが可能です。こうした利便性の反面、情報量の増大により正しい情報を判断できないことや、ネットを介した個人情報の漏えいなどの問題点も浮き彫りになってきました。
    以上の点をふまえ、情報化社会に即した、安全で、誰もが見やすく、また使いやすい公的ホームページに移行すべく、この度、内容・機能ともに大幅にシステムを見直し、全面改変いたしました。
    これまでご利用いただいておりますご寺院の皆様はもとより、これを機会に今までご利用でなかった各派ご寺院の皆様の積極的なご利用を願うものであります。


    令和6年4月吉日
    小川湫生(臨黄合議所理事長)