宗門の基本典籍の整理と提供は、禅文化研究所設立の基幹目的のひとつであった。禅文化研究所の創立に際し、故鈴木大拙博士は、「為すべき仕事は沢山あるべし。従って人も金も不足ならん」とした上で、「禅書一般の大索引を作ること。新たなる類聚のようなものを作ること。大事業とて辟易すべからず」と、熱い期待を寄せられた。
以来、四半世紀、その使命を達成し得なかったのを憾みとするものである。然るに近年ようやく機運高まり、数年来の準備を経、ここに宗門の基本典籍の索引シリーズの刊行がなった。
それぞれの文献には、綿密に処理された語彙索引を付している。
体裁 各巻B5判 上製箱入 総ページ数9935頁