霊源禅堂 -報恩坐禅会-(2015.03.10開催)

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150310-1.JPG150310-2.JPG3月10日(火)、長崎市の黄檗宗・霊源禅堂には、この冬初めての雪が幻想的に舞う中、30名の方が参加されました。
禅堂は総畳敷きで、この中で食事も提唱も行なわれ、渓流沿いの敷地を有効に活用できる合理的な作りになっています。

150310-3.JPG150310-4.JPG150310-5.JPG茶礼に続いて坐禅。その後、玄關窟・松本普成老大師による食事作法説明が約1時間に亘って入念に行なわれました。そのため、荷担(手伝い)の和尚方も含めた供給による本飯も、遅滞なく行なわれました。

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150310-7.JPG150310-8.JPG 講話は「信・真の大事」として『臨済録』等から教えを説かれました。ほぼ全員が坐禅経験者ということもあり、掃除、終了茶礼に至るまで、整然と規律をもって進められました。
 
参加者からは、1日開催ながら、充実した坐禅会であったとの声が聞かれ、また終了後お書きいただいたアンケートでは、やはり懇切丁寧な食事作法のお話に、自身の日々の生活を見直したいというお声を多くいただきました。
貴重な時間を割き、ご自身をみつめられるお時間を持たれた皆様の真剣なお姿に、参加した僧侶数名も身の引き締まる思いであったようです。
有難うございました。