禅宗の修行僧を雲水(うんすい)といいます。僧堂(修行道場)での厳しくも暖かい生活をご紹介します。
(禅堂つれづれ物語 『かたつむりの詩』 高橋勇音著・長門義明画
禅文化研究所 昭和59年刊より引用)

修行(雲水の生活)

はっそうさんげん にわづめ
1.撥叢参玄 2.庭詰
たんがづめ さんどうにっしゅのぜんばん
3.旦過詰 4.参堂入衆の前晩
しんとうさんどう しょうけん
5.新到参堂 6.相見
にっしつさんぜん そうりん
7.入室参禅 8.叢林−鬼と姫と
たくはつ ていしょう
9.托鉢 10.提唱
しくにち はしんきゅうじ
11.四九日 12.把針灸治
せっしん そうさん
13.接心−その前夜 14.総参
じひぎょう さむ
15.作務 16.放参日−休日
てんじん じょうじゅ−いんじさん
17.点心 18.常住−隠侍さん
じょうじゅ−いんじさん じょうじゅ−てんぞさん
19.常住−隠侍さん 20.常住−典座さん
じょうじゅ−ふずいとでんすさん やざ
21.常住−副随と殿司さん 22.夜坐
えんじゅどう さんどうにっしゅのぜんばん
23.延寿堂 24.起単留錫
こうじゅうさい えんぱつ
25.講中齊 26.遠鉢
せがき もちつき
27.施餓鬼 28.餅つき
しゅしょうえ ねはんえ
29.修正会 30.涅槃会
じきどう−はんだいざ じきどう−きょうおう
31.食堂−飯台座 32.食堂−饗応
どやしめし だいえかたん
33.ドヤシ飯−雲水たちのコンパ 34.大会加担
はんげおおぜっしんのころ ざんかきぼう
35.半夏大接心のころ 36.暫暇帰坊
ごをさがす しょうねんそうぞく
37.語を探す−句双紙と世語集 38.正念相続
しょかんとうか しょかんとうか−ほうげじゃく
39.初関透過 40.初関透過−放下著
しょかんとうか−ほうろくせんまい、かなづちいっちょう じきょげざん−かたつむり山を下りる
41.初関透過−ほうろく千枚、かなづち一丁 42.辞去下山−かたつむり山を下りる