大乗僧堂 -報恩坐禅会-(2015.05.25~26開催)

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150525d-1.JPG150525d-2.JPG5月25、26日両日、宇和島市の大乗僧堂にて報恩坐禅会が開催されました。大乗寺は伊達家の菩提寺であり、本堂には藩主が出入りに使用した伊達家門が残されています。

150525d-3.JPG150525d-4.JPG参加者15名に加え、多数の会下(大乗僧堂で修行をした)寺院和尚方の荷担もあり、本堂での般若心経唱和後、長書院に移動。
茶礼後、露香室河野徹山老大師の御垂戒がありました。

150525d-5.JPG150525d-6.JPGその後、禅堂に移動し、坐禅についての説明。坐禅後、本飯による薬石。再び、堂内にて坐禅。開枕諷経後は本堂前で希望者による夜坐が行なわれました。

150525d-7.JPG2日目は5時開静(起床)。本堂での朝課、粥座(朝食)と続き、坐禅ののち作務として禅堂、本堂、境内まわりなどの掃除が行なわれました。

150525d-8.JPG150525d-9.JPG9時からは本堂にて、老大師による『臨済録』提唱。その後、堂内での摂了諷経を経て、アンケートの記入。総監和尚の挨拶で解散、下山となりました。
参加者からは、雲衲と共に坐り、彼らのきびきびとした所作に触発されて、普段の坐禅会とは違った得難い体験ができたとの声がありました。
ご参加いただきました皆様、誠にありがとうございました。