萬象之中獨露身 (ばんしょうしちゅうどくろしん)
『枯木再び花を生ず -禅語に学ぶ生き方-』(細川景一著・2000.11.禅文化研究所刊)より
2021.01.01
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禅語とは、禅的な真理を簡潔に表現した語句を言います。比較的短いものが多く、「禅に関する名文句」と言っても良いでしょう。「日日是好日(にちにちこれこうじつ)」や「平常心是道(びょうじょうしんこれどう)」など、よく知られている禅語の多くは、禅の古典や高僧の言葉から取られています。また、仏教以外の漢籍や、詩人たちの作品の一部が、新たに禅的な意味を担わされ、禅語として扱われることもあります。例えば「悠然として南山を見る」は、陶淵明の有名な詩の一節です。
さらには、日本の和歌や民謡、ことわざなどの一節も、禅語に準じて使用されることさえあるのです。「禅林世語」と呼ばれるものの多くは、こうした世俗の言葉から取られています。禅の眼を通して見れば、真理を表現した言葉は至る所にあるのかも知れません。
『枯木再び花を生ず -禅語に学ぶ生き方-』(細川景一著・2000.11.禅文化研究所刊)より
2021.01.01
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2020.11.01
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view『床の間の禅語』(河野太通著・1984.7.禅文化研究所刊)より
2020.10.01
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view『白馬蘆花に入る -禅語に学ぶ生き方-』(細川景一著・1987.7.禅文化研究所刊)より
2020.09.01
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view『和顔 仏様のような顔で生きよう―山田無文老師説話集―』(2005.11禅文化研究所編・刊)より
2020.08.01
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2020.07.01
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view『和顔 仏様のような顔で生きよう―山田無文老師説話集―』(2005.11禅文化研究所編・刊)より
2020.06.01
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2020.05.01
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2020.04.01
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2020.03.02
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