禅語

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禅語とは

禅語とは、禅的な真理を簡潔に表現した語句を言います。比較的短いものが多く、「禅に関する名文句」と言っても良いでしょう。「日日是好日(にちにちこれこうじつ)」や「平常心是道(びょうじょうしんこれどう)」など、よく知られている禅語の多くは、禅の古典や高僧の言葉から取られています。また、仏教以外の漢籍や、詩人たちの作品の一部が、新たに禅的な意味を担わされ、禅語として扱われることもあります。例えば「悠然として南山を見る」は、陶淵明の有名な詩の一節です。
さらには、日本の和歌や民謡、ことわざなどの一節も、禅語に準じて使用されることさえあるのです。「禅林世語」と呼ばれるものの多くは、こうした世俗の言葉から取られています。禅の眼を通して見れば、真理を表現した言葉は至る所にあるのかも知れません。

  • 層落々 影団々 (そうらくらく かげだんだん)

    2019.11.01

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  • 吾心似秋月、碧潭清皎潔 (わがこころしゅうげつににたり、へきたんきよくしてこうけつ)

    2019.10.01

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  • 去死十分 (きょしじゅうぶん)

    2019.09.01

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  • 荷葉団々菱角尖々 (かようだんだん りょうかくせんせん)

    2019.07.01

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  • 行雲流水 (こううんりゅうすい)

    2019.06.01

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  • 啐啄同時 (そったくどうじ)

    2019.05.01

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  • 一花五葉開 結果自然成 (いっけごようひらき けっかじねんになる)

    2019.04.01

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  • 雲門秘在形山 (うんもんぎょうざんにひざいす)

    2019.03.01

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  • 超佛越祖 (ちょうぶつおっそ)

    2019.02.01

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  • 在途中不離家舍 (とちゅうにあってかしゃをはなれず)

    2019.01.01

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