禅語

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禅語とは

禅語とは、禅的な真理を簡潔に表現した語句を言います。比較的短いものが多く、「禅に関する名文句」と言っても良いでしょう。「日日是好日(にちにちこれこうじつ)」や「平常心是道(びょうじょうしんこれどう)」など、よく知られている禅語の多くは、禅の古典や高僧の言葉から取られています。また、仏教以外の漢籍や、詩人たちの作品の一部が、新たに禅的な意味を担わされ、禅語として扱われることもあります。例えば「悠然として南山を見る」は、陶淵明の有名な詩の一節です。
さらには、日本の和歌や民謡、ことわざなどの一節も、禅語に準じて使用されることさえあるのです。「禅林世語」と呼ばれるものの多くは、こうした世俗の言葉から取られています。禅の眼を通して見れば、真理を表現した言葉は至る所にあるのかも知れません。

  • 明月自来還自去 更無人倚玉闌干 『唐詩選』七言絶句 (めいげつおのずからきたりまたみずからさる さらにひとのぎょくらんかんによるなし)

    2024.10.15

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  • 明々百草頭 明々祖師意 (龐居士語録) (めいめいたりひゃくそうとう
    めいめいたりそしい)

    2021.03.01

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  • 眼似流星、機如掣電 (めはりゅうせいににて、きはいなずまのごとし)

    2018.07.01

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  • 眼不自見、刀不自割 (めはみずからをみず、かたなはみずからをさかず)

    2015.08.01

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