禅語

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禅語とは

禅語とは、禅的な真理を簡潔に表現した語句を言います。比較的短いものが多く、「禅に関する名文句」と言っても良いでしょう。「日日是好日(にちにちこれこうじつ)」や「平常心是道(びょうじょうしんこれどう)」など、よく知られている禅語の多くは、禅の古典や高僧の言葉から取られています。また、仏教以外の漢籍や、詩人たちの作品の一部が、新たに禅的な意味を担わされ、禅語として扱われることもあります。例えば「悠然として南山を見る」は、陶淵明の有名な詩の一節です。
さらには、日本の和歌や民謡、ことわざなどの一節も、禅語に準じて使用されることさえあるのです。「禅林世語」と呼ばれるものの多くは、こうした世俗の言葉から取られています。禅の眼を通して見れば、真理を表現した言葉は至る所にあるのかも知れません。

  • 花発無根樹 魚跳万仞峰 『五灯会元』巻十五 (はなはひらくむこんのじゅ うおはおどるばんじゅのみね)

    2024.11.15

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  • 白浪起青岑 (『禅林類聚』巻二「仏祖」) (はくろうせいしんにおこる)

    2024.11.01

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  • 明月自来還自去 更無人倚玉闌干 『唐詩選』七言絶句 (めいげつおのずからきたりまたみずからさる さらにひとのぎょくらんかんによるなし)

    2024.10.15

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  • 泣露千般草 吟風一様松 『寒山詩』 (つゆになくせんぱんのくさ かぜにぎんずいちようのまつ)

    2024.10.01

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  • 月知明月秋 花知一様春   『禅林句集』 (つきはめいげつのあきをしり はなはいちようのはるをしる)

    2024.09.15

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  • 両頭共坐断 八面起清風 『大慧語録』巻六 (りょうとうともにざだんしてはちめんせいふうをおこす)

    2024.09.01

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  • 日出乾坤輝 雲収山嶽青  『禅林類聚』巻二/『槐安国語』巻一 (ひいでてけんこんかがやき、くもおさまってさんがくあおし)

    2024.08.15

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  • 鉄樹開花石笋抽条 『大灯国師語録』巻中 (てつじゅはなをひらき、せきじゅんえだをぬく)

    2024.08.01

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  • 枯木花開劫外春 (人天眼目)巻二 (こぼくはなひらくごうがいのはる)

    2024.07.15

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  • 枯木再生花 (碧巌録 第二則頌下語) (こぼくふたたびはなをしょうず)

    2024.07.01

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