禅語

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禅語とは

禅語とは、禅的な真理を簡潔に表現した語句を言います。比較的短いものが多く、「禅に関する名文句」と言っても良いでしょう。「日日是好日(にちにちこれこうじつ)」や「平常心是道(びょうじょうしんこれどう)」など、よく知られている禅語の多くは、禅の古典や高僧の言葉から取られています。また、仏教以外の漢籍や、詩人たちの作品の一部が、新たに禅的な意味を担わされ、禅語として扱われることもあります。例えば「悠然として南山を見る」は、陶淵明の有名な詩の一節です。
さらには、日本の和歌や民謡、ことわざなどの一節も、禅語に準じて使用されることさえあるのです。「禅林世語」と呼ばれるものの多くは、こうした世俗の言葉から取られています。禅の眼を通して見れば、真理を表現した言葉は至る所にあるのかも知れません。

  • 隔山見煙烟早知是火、隔牆見角便知是牛 (やまをへだててけむりをみて、はやくこれひなることをしり、
    かきをへだててつのを見て、すなわちこれうしなることをしる)

    2015.11.01

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  • 一片月生海、幾家人上楼 (いっぺんのつきうみにしょうずれば、いくかのひとろうにのぼる)

    2015.10.01

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  • 死在巌根骨亦清 (ししてがんこんにあらば、ほねもまたきよし)

    2015.09.01

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  • 眼不自見、刀不自割 (めはみずからをみず、かたなはみずからをさかず)

    2015.08.01

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  • 竹影掃堦塵不動、月穿潭底水無痕 (ちくえいかいをはらってちりどうぜず、つきはたんていをうがってみずにあとなし)

    2015.06.01

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  • 石壓筍斜出、岸懸華倒生 (いしおしてしゅんななめにいで、きしかかりてはなさかしまにしょうず)

    2015.05.01

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  • 生より死にうつると心うるは、これあやまりなり (せいよりしにうつるとこころうるは、これあやまりなり)

    2015.04.01

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  • 猶是生死岸頭事 (なおこれしょうじがんとうのじ)

    2015.03.01

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  • 早知今日事悔不慎当初 (はやくきょうのことをしらば、とうしょをつつしまざるをくゆ)

    2015.02.01

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  • 鶴飛千尺雪龍起一潭氷 (つるはとぶせんじゃくのゆき、りゅうはたついったんのこおり)

    2015.01.01

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