禅語

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禅語とは

禅語とは、禅的な真理を簡潔に表現した語句を言います。比較的短いものが多く、「禅に関する名文句」と言っても良いでしょう。「日日是好日(にちにちこれこうじつ)」や「平常心是道(びょうじょうしんこれどう)」など、よく知られている禅語の多くは、禅の古典や高僧の言葉から取られています。また、仏教以外の漢籍や、詩人たちの作品の一部が、新たに禅的な意味を担わされ、禅語として扱われることもあります。例えば「悠然として南山を見る」は、陶淵明の有名な詩の一節です。
さらには、日本の和歌や民謡、ことわざなどの一節も、禅語に準じて使用されることさえあるのです。「禅林世語」と呼ばれるものの多くは、こうした世俗の言葉から取られています。禅の眼を通して見れば、真理を表現した言葉は至る所にあるのかも知れません。

  • 風性常住無処不周 (聯灯会要) (ふうしょうはじょうじゅうにして
    ところとしてあまねからざるなし)

    2021.08.03

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  • 至道無難、唯嫌揀択 (至道無難、唯嫌揀択)

    2021.07.01

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  • 從門入者不是家珍 (『碧巌録』第五則) (もんよりいるものかちんにあらず)

    2021.06.01

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  • 三級浪高魚化龍 『碧巌録』 (さんきゅうなみたこうして、うおりゅうとかす)

    2021.05.01

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  • 明々百草頭 明々祖師意 (龐居士語録) (めいめいたりひゃくそうとう
    めいめいたりそしい)

    2021.03.01

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  • 日々新又日新 (ひびひびにあらたにして またひびにあらたなり)

    2021.02.01

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  • 萬象之中獨露身 (ばんしょうしちゅうどくろしん)

    2021.01.01

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  • 楓葉経霜紅 (ふうようはしもをへてくれないなり)

    2020.11.01

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  • 主人公 (無門関) (しゅじんこう)

    2020.10.01

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  • 白雲自去来 (はくうんおのずからきょらいす)

    2020.09.01

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