禅語

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禅語とは

禅語とは、禅的な真理を簡潔に表現した語句を言います。比較的短いものが多く、「禅に関する名文句」と言っても良いでしょう。「日日是好日(にちにちこれこうじつ)」や「平常心是道(びょうじょうしんこれどう)」など、よく知られている禅語の多くは、禅の古典や高僧の言葉から取られています。また、仏教以外の漢籍や、詩人たちの作品の一部が、新たに禅的な意味を担わされ、禅語として扱われることもあります。例えば「悠然として南山を見る」は、陶淵明の有名な詩の一節です。
さらには、日本の和歌や民謡、ことわざなどの一節も、禅語に準じて使用されることさえあるのです。「禅林世語」と呼ばれるものの多くは、こうした世俗の言葉から取られています。禅の眼を通して見れば、真理を表現した言葉は至る所にあるのかも知れません。

  • 随処作主 立処皆真 (臨濟録) (ずいしょにしゅとなれば りっしょみなしんなり)

    2010.07.01

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  • 莫妄想 (まくもうぞう)

    2010.05.01

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  • 鑊湯無冷処 (白雲広録) (かくとうにれいじょなし)

    2010.03.01

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  • 浄躶々 赤洒々 (碧巖録) (じょうらら しゃくしゃしゃ)

    2010.02.01

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  • 生死事大 光陰可惜 無常迅速 時不待人 (しょうじじだい こういんおしむべし
    むじょうじんそく ときひとをまたず)

    2009.12.01

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  • 渓深杓柄長 (普灯録) (たにふこうして しゃくへいながし)

    2009.11.01

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  • 清寥々 白的々 (碧巌録) (せいりょうりょう びゃくてきてき)

    2009.10.01

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  • 説似一物即不中 (五灯会元) (せつじいちもつそくふちゅう)

    2009.07.01

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  • 慧玄会裏無生死 (正法山六祖伝) (えげんがえりにしょうじなし)

    2009.05.01

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  • 悩乱春風卒未休 (雲門録) (しゅんぷうにのうらんして
    ついにいまだきゅうせず)

    2009.04.01

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