禅語

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禅語とは

禅語とは、禅的な真理を簡潔に表現した語句を言います。比較的短いものが多く、「禅に関する名文句」と言っても良いでしょう。「日日是好日(にちにちこれこうじつ)」や「平常心是道(びょうじょうしんこれどう)」など、よく知られている禅語の多くは、禅の古典や高僧の言葉から取られています。また、仏教以外の漢籍や、詩人たちの作品の一部が、新たに禅的な意味を担わされ、禅語として扱われることもあります。例えば「悠然として南山を見る」は、陶淵明の有名な詩の一節です。
さらには、日本の和歌や民謡、ことわざなどの一節も、禅語に準じて使用されることさえあるのです。「禅林世語」と呼ばれるものの多くは、こうした世俗の言葉から取られています。禅の眼を通して見れば、真理を表現した言葉は至る所にあるのかも知れません。

  • 外於一切善悪境界 心念不起名為坐 内見自性不動名為禅 (そと、いっさいぜんあくのきょうかいにおいてしんねんおこらざるをなづけてざとなし、うち、じしょうをみてふどうなるをなづけてぜんとなす)

    2011.11.01

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  • 掬水月在手 弄花満香衣 (みずをきくすればつきてにあり はなをろうすればかえにみつ)

    2011.09.01

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  • 直心是道場 (じきしんこれどうじょう)

    2011.08.01

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  • 更参三十年 (さらにさんぜよさんじゅうねん)

    2011.06.01

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  • 賓主歴然 (臨済録) (ひんじゅれきねん)

    2011.05.01

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  • 不雨花猶落 無風絮自飛 (槐安国語) (あめならずしてはななおおつ
    かぜなくしていとおのずからとぶ)

    2011.04.01

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  • 枯木再生花 (碧巌録) (こぼくふたたびはなをしょうず)

    2011.03.01

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  • 山中無暦日 寒尽不知年 (唐詩選) (さんちゅうれきじつなし
    かんつくるもとしをしらず)

    2011.02.01

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  • 擔雪填古井 (祖英集) (ゆきをにのうてこせいをうずむ)

    2011.01.01

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  • 絶学無為閑道人 (証道歌) (ぜつがくむいのかんどうにん)

    2010.10.01

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