禅語

フリーワード検索

アーカイブ

禅語とは

禅語とは、禅的な真理を簡潔に表現した語句を言います。比較的短いものが多く、「禅に関する名文句」と言っても良いでしょう。「日日是好日(にちにちこれこうじつ)」や「平常心是道(びょうじょうしんこれどう)」など、よく知られている禅語の多くは、禅の古典や高僧の言葉から取られています。また、仏教以外の漢籍や、詩人たちの作品の一部が、新たに禅的な意味を担わされ、禅語として扱われることもあります。例えば「悠然として南山を見る」は、陶淵明の有名な詩の一節です。
さらには、日本の和歌や民謡、ことわざなどの一節も、禅語に準じて使用されることさえあるのです。「禅林世語」と呼ばれるものの多くは、こうした世俗の言葉から取られています。禅の眼を通して見れば、真理を表現した言葉は至る所にあるのかも知れません。

  • 清寥々 白的々 (碧巌録) (せいりょうりょう びゃくてきてき)

    2009.10.01

    view
  • 説似一物即不中 (五灯会元) (せつじいちもつそくふちゅう)

    2009.07.01

    view
  • 慧玄会裏無生死 (正法山六祖伝) (えげんがえりにしょうじなし)

    2009.05.01

    view
  • 悩乱春風卒未休 (雲門録) (しゅんぷうにのうらんして
    ついにいまだきゅうせず)

    2009.04.01

    view
  • 無 (無門関) (む)

    2009.03.01

    view
  • 対一説 (碧巌録) (たいいっせつ)

    2008.12.01

    view
  • 昨夜一声雁 清風万里秋 (禅林句集) (さくやいっせいのかり
    せいふうばんりのあき)

    2008.11.01

    view
  • 破草鞋 (碧巌録) (はそうあい)

    2008.09.01

    view
  • 一池荷葉衣無尽 数樹松花食有余 (五灯会元) (いっちのかよう えするにつくるなし
    すうじゅのしょうか しょくするにあまりあり)

    2008.08.01

    view
  • 東山水上行 (雲門録) (とうざんすいじょうこう)

    2008.07.01

    view