禅語

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禅語とは

禅語とは、禅的な真理を簡潔に表現した語句を言います。比較的短いものが多く、「禅に関する名文句」と言っても良いでしょう。「日日是好日(にちにちこれこうじつ)」や「平常心是道(びょうじょうしんこれどう)」など、よく知られている禅語の多くは、禅の古典や高僧の言葉から取られています。また、仏教以外の漢籍や、詩人たちの作品の一部が、新たに禅的な意味を担わされ、禅語として扱われることもあります。例えば「悠然として南山を見る」は、陶淵明の有名な詩の一節です。
さらには、日本の和歌や民謡、ことわざなどの一節も、禅語に準じて使用されることさえあるのです。「禅林世語」と呼ばれるものの多くは、こうした世俗の言葉から取られています。禅の眼を通して見れば、真理を表現した言葉は至る所にあるのかも知れません。

  • 春入千林処々花 秋沈万水家々月 (葛藤集) (はるはせんりんにいるしょしょのはな
    あきはばんすいにしずむかかのつき)

    2007.02.01

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  • 紅炉上一点雪 (碧巌録) (こうろじょういってんのゆき)

    2007.01.01

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  • 只在此山中 雲深不知処 (唐詩選) (ただこのさんちゅうにあらん
    くもふかくしてところをしらず)

    2006.12.01

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  • 平原秋樹色 沙麓暮鐘声 (山谷詩集) (へいげんしょうじゅのいろ
    さろくぼしょうのこえ)

    2006.11.01

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  • 月在青天水在瓶 (槐安國語) (つきはせいてんにあって
    みずはへいにあり)

    2006.10.01

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  • 青山元不動 白雲自去来 (五灯会元) (せいざんもとうごかず
    はくうんおのずからきょらいす)

    2006.09.01

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  • 放下著 (五家正宗贊) (ほうげじゃく)

    2006.08.01

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  • 看脚下 (五家正宗贊) (かんきゃっか)

    2006.07.01

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  • 東風吹散梅梢雪 一夜挽回天下春 (円機活法) (とうふうふきさんず ばいしょうのゆき
    いちやばんかいす てんかのはる)

    2006.02.01

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  • 風吹不動天辺月 雪圧難摧澗底松 (普灯録) (かぜふけどもどうぜずてんぺんのつき
    ゆきおせどもくだけがたしかんていのまつ)

    2006.01.01

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