禅語

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禅語とは

禅語とは、禅的な真理を簡潔に表現した語句を言います。比較的短いものが多く、「禅に関する名文句」と言っても良いでしょう。「日日是好日(にちにちこれこうじつ)」や「平常心是道(びょうじょうしんこれどう)」など、よく知られている禅語の多くは、禅の古典や高僧の言葉から取られています。また、仏教以外の漢籍や、詩人たちの作品の一部が、新たに禅的な意味を担わされ、禅語として扱われることもあります。例えば「悠然として南山を見る」は、陶淵明の有名な詩の一節です。
さらには、日本の和歌や民謡、ことわざなどの一節も、禅語に準じて使用されることさえあるのです。「禅林世語」と呼ばれるものの多くは、こうした世俗の言葉から取られています。禅の眼を通して見れば、真理を表現した言葉は至る所にあるのかも知れません。

  • 一行三昧 (六祖壇経) (いちぎょうざんまい)

    2022.06.01

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  • 聖朝無棄物 (槐安国語) (せいちょうにきぶつなし)

    2022.05.01

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  • 春色無高下 花枝自短長 (槐安国語) (しゅんしょくこうげなく
    かしおのずからたんちょう)

    2022.04.01

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  • 日々是れ好日 (にちにちこれこうにち)

    2022.03.01

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  • 鶴飛千尺雪 (つるはとぶせんじゃくのゆき)

    2022.02.01

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  • 金烏急玉兎速 (きんうきゅうにぎょくとすみやかなり)

    2022.01.01

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  • 溪聲便是廣長舌 (けいせいたちまちこれこうちょうぜつ)

    2021.12.01

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  • 魚行水濁鳥飛落毛 (うおゆけばみずにごり とりとべばけおつ)

    2021.11.01

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  • 日面仏、月面仏 (碧巌録) (にちめんぶつ、がちめんぶつ)

    2021.10.01

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  • 眼横鼻直 (永平広録) (がんのうびちょく)

    2021.09.01

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