禅語

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禅語とは

禅語とは、禅的な真理を簡潔に表現した語句を言います。比較的短いものが多く、「禅に関する名文句」と言っても良いでしょう。「日日是好日(にちにちこれこうじつ)」や「平常心是道(びょうじょうしんこれどう)」など、よく知られている禅語の多くは、禅の古典や高僧の言葉から取られています。また、仏教以外の漢籍や、詩人たちの作品の一部が、新たに禅的な意味を担わされ、禅語として扱われることもあります。例えば「悠然として南山を見る」は、陶淵明の有名な詩の一節です。
さらには、日本の和歌や民謡、ことわざなどの一節も、禅語に準じて使用されることさえあるのです。「禅林世語」と呼ばれるものの多くは、こうした世俗の言葉から取られています。禅の眼を通して見れば、真理を表現した言葉は至る所にあるのかも知れません。

  • 朝聞道夕死可矣 (あしたにみちをきかばゆうべにしすともかなり)

    2017.04.03

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  • 見過於師方堪傳授 (けんしにすぎてまさにでんじゅするにたえたり)

    2017.03.01

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  • 雪後始知松柏操 (せつごはじめてしるしょうはくのみさお)

    2017.02.01

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  • 頭上漫々脚下漫々 (ずじょうまんまん きゃっかまんまん)

    2017.01.01

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  • 凡聖同居龍蛇混雑 (ぼんしょうどうきょしりゅうじゃこんざつす)

    2016.11.01

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  • 本来無一物 (ほんらいむいちもつ)

    2016.10.01

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  • 帰家穏坐 (きかおんざ)

    2016.09.01

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  • 月到中秋満、風従八月涼 (つきはちゅうしゅうにいたってみち、かぜははちがつにしたがってすずし)

    2016.08.01

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  • 垂糸千尺、不釣凡鱗 (いとをたるることせんじゃく、ぼんりんをつらず)

    2016.07.01

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  • 急水上打毬子 (きゅうすいじょうにきゅうすをたす)

    2016.06.01

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